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WISC-犬硫鮗瓩亡悗垢詼殘情報

  • 2012.06.01 Friday
  • 12:07
長くお待たせしておりました
6月、翻訳「WISC-検[彎嘉利用と解釈」(日本文化科学社)が出版されます。

またエッセンシャルシリーズ 「新しいLDの判断」もただいま校正中です。

エッセンシャルシリーズ 「WISC-検廚盧G中の出版が予定されています。

さて、「新しいLDの判断」の原著者のまえがきは、アセスメントの歴史的変動を踏まえており、まえがきとはいえ
たいへん面白かったのでその一部を紹介します。

「米国教育省の全国教育統計センターの統計によれば、合衆国で学齢に達した児童で最も多い障害は特異性学習障害(SLD)である。実際、それは学齢に達した障害のある児童のほぼ半数にあたる。この領域で仕事に従事していない人々からはこの事実は驚きをもって受けとめられることだろう。というのはSLDについての一般的な定義はあっても、基本的には1975年以来変わっておらず、SLDのある児童を判断する最善のモデルについての合意はほとんど得られていないからである。
障害のある児童に対して自由で適切な公教育を与える合衆国の公立学校にたいする連邦法(全障害児教育法:PL94-142)の最初の改定から、最新の2004年の再承認、改定障害者教育法(IDEIAとして知られる)に至る道程では、常に多くの論争があり、SLDを判断するための最善の方法についての意見の相違はさらに大きくなっていった。2004年以前におけるIDEAのさまざまな改定での連邦施行規則でも、SLDの診断では知的能力と学力の間に明確なディスクレパンシー(差異)の存在を必要としたが、必ずしも十分な条件(特殊な状況下を除けば)ではなかった。IDEAの付帯規則(連邦政府官報、全307ページ..)では、1975年法に書かれている基本的なSLDの定義はそのままに、この必要条件を撤回し、代わりに、学校がSLDを判断する場合、次の3つの基本的なアプローチの一つ、もしくは組合せて使うことを認めた^柄阿竜則にある明確なディスクレパンシ―基準、学習課題(RTIアプローチとしてよく知られた)に対するエビデンスに基づく(科学的な)生徒の応答プロセス、9颪泙燭話楼茲龍軌薺ヾ悗、SLDを判断するために科学的あるいは研究に基づいて行うその他のアプローチ。
 連邦施行規則の変動性と曖昧さ、そして何か新しいことを、それもかなり急いで行うという学校にかかる圧力は現場を混乱させ、SLDそのものをどのようにうまく判断するか超えた、かなり議論のための議論を呼んだ。十分な議論を尽くさぬままに、(基本的にK(就学前1年)から12学年の)学齢児のSLDを判断に関する施行規則が、連邦政府の予算を受ける公立・私立学校にのみ適用されたことに注目してほしい。単科大学・総合大学、社会保障庁、州のリハビリテーション課、医療機関、裁判所等の他、SLDに関する判断を行い、サービスの提供ないし費用支給を行う機関では、SLDの判断についてさまざまな方法とさまざまな規則によって行ってきた。K−12の学校システムで最も良い方法で診断されてきたものが他の機関では認められないといったこともしばしばあり、診断された本人、両親、そして機関もまたとまどうのである。これは、連邦の判断システムがどのようにSLDを診断するかに関して究極の決定役割を果たす可能性の高さを示すものである。連邦政府の変動性とUSOE(合衆国教育省)の明確なガイダンスの欠如による広範囲な訴訟可能性に対して、私がよくIDEIAを『2004法の教育関係弁護士への福祉』と称する理由である。
 SLDのある人を判断する正確で適切なモデルの問題は、研究者と実践家に対して今日もっともうまく実施するためにと、たくさんの工夫を凝らしたモデルが理解するために提供されているが、学術関係者からはかなり厳しい目を向けられている。本書は、それぞれのモデルの明快さを損なうことなくこの領域に実際的に足を踏み入れ、簡潔に説明している。そして、この本は、学齢児を主に扱っているが、読者は教育、医療、心理測定、神経心理学的モデルがさまざまな章で取り扱われていることに気づくだろう。
著者の何人かは判断(判定)と援助(介入)を強調するが、前半の章では、読み、書き、算数、口頭表現、聴取といった学力に関する領域でのSLDの明確な説明に努力がはらわれている。やはりここでも何人かの著者は、判断と援助について強調する。脳の神経心理学的な組織の違いについての議論がある:特異な障害についての議論;SLDの核心部分としての発達の遅れについても引き続き議論される。SLDは障害としては非常に異質なグループであることを仮定する程、特定の章で触れてはいないが、その背景となるメカニズムは他の誰とも異なることは、多くの著者がその現実を明らかに認めている。
 後半部は、LDの判断モデルと方法について力点が置かれている。そして、ここでも我々はさまざまな見解に出会う。その部分を読んだ後に、それぞれ理にはかなっているものの、両立はしない現存するモデルをその数だけ使ってみるしかないことがわかる。特に、さまざまな州の教育機関でいかにたくさんのモデルがあり、多くの他の政府機関はそのことについて言及はせず、全く異なるアプローチのプログラムが使用されていることを知ればうなづける。後半の章で紹介されるどのモデルも、SLD判断のために推奨されるアプローチとしての長所をもっており、それぞれの著者らはよい事例を示している。そうしたアプローチのいくつかは非常に類似しているにもかかわらず、異なる子どもたちを判断している。そうしたなかには、基本的に相容れないケースもある。例えば、学習の基礎となる基本プロセスの一つないし複数に障害があるために絶対必要であると強調されることも多々あるが、少なくともSLD定義によって、アセスメントあるいは考慮する必要さえないと退けるものもいる。
FletcherたちはRTIモデルこそ実施上最高のものと認めており、彼はその診断方法とモデルについての明快な紹介に的を絞った章を書いている。彼の筋の通ったアプローチは推奨に値するが、残念なことに、多くの州ではさらにもっと急進的なRTIのみのアプローチを採用している。それはFletcherが見事なまでに指摘しているが、まさにお粗末な実施というより、連邦施行規則と矛盾するものである。Naglieriは、他のどのモデルよりも理論的ではあるが、アプローチに対しては経験的に支持され、実施面でも実際的なアドバイスを提供する常に特異なモデルに拠っている。Haleらも同じく理論的な基盤をもち、そしてRTIアプローチをより伝統的な神経心理学的なモデルと統合しようとするものである。Berningerは、障害の重複性に直面しつつLDのいくつかのタイプの診断と措置に関する複雑な問題を扱うなかで、非常に完成度の高い仕事をしたが、問題の一つは多くの既存のモデルが、特にRTIのみのモデルという浅さがあった。彼女のエヴィデンスに基づく事例や早期判断と対応の強調はしっかりとしている。本書の編集者でもあるFlanaganと Alfonsoは、SLD判断へのCHCアプローチを明確にする際に、最初にCHCモデルによってどのようにSLDを定義するのかと理由について述べ、次いでCHC文脈でのアセスメントアプローチの適用に触れる。最後に、Ortizが、 SLD決定における障害と文化的および言語的差異との区別についてさまざまな角度から助言してくれた。お気づきのように、文化と言語に基づくそうした診断の誤りを避けることについてのこの種の具体的な助言は少ない。『差異は障害ではない』という意味で、1970年代からのE. Paul Torranceの研究を読むことで多大な利益を得ることができた。こうした研究は関係する領域に強い影響を与え、SLDの発達や原因についての理論化、援助の解釈、広く用いられるSLDの主要なモデルなどについて大きな貢献をした。編者らは、判断モデルについての視点を明らかにし、十分にその特徴を説明する著者の選定に関して実に良い仕事をしたとおもうが、それはこの本をていねいにお読みいただければお分かりいただけると思う。読者にとっての最大の問題は、いずれも魅力的であっても、どのモデルを受け入れるかを決めなければならないことである。本書の各章の著者は、私とは研究的なやりとりのあった方々であり、いくつかの問題では相いれない意見をもつ場合もあったが、他では一致していることに気づく場合もあった。そこで、特定の診断モデルを採用し推奨する上で、ここで提示されるモデルとは大きな乖離を感じる人々のなかに自分を置かなければならないこともあった。我々はこの仕事のなかで、意見の不一致から学ばなければならないことも多々あったし、まさに、モデルや方法についてのそうした意見の相違や相いれなさがあってこそは科学は繁栄する。私は、科学が前進すれば、これらのモデルのすべてが、SLDをもつどの人にも等しく、正確で適切な診断のための長所と実用性をもつことが判明するとは思わない。SLDをもつ人は異質なグループを形成し、我々は彼らを正確に判断するためには本書で触れてきたように客観的でエヴィデンスに基づいたさまざまなモデル(十人十色)が実際に必要となるだろう。今日、すべてにおいて汎用性があり明快なシステムを作ることができるならば、すべての生徒に対するSLD診断について、一つの答えを探し求める旅は終わるだろう−それこそが進歩といえるのである!

Cecil R. Reynolds
バストロップ、テキサスにて

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